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無畏三蔵禅要 醍醐寺座主勝賢筆 嘉応二年（１１７０）写
無畏三蔵禅要
醍醐寺座主勝賢筆
嘉応二年（１１７０）写
２８，１×５４７糎
巻子装
箱入
虫損裏打
真言宗の教えが日本に伝わるまでの歴史に関わった八人の祖師、則ち「伝持の八祖」の一人である善無畏が北宋禅の祖とされる敬賢のために密教系の受戒の法と習禅の階梯を説いたもの。
真言宗では三昧耶戒の資料として参照される。
筆者の勝賢は藤原通憲入道信西の子にして醍醐寺座主に三度任じられた名僧。
後白河天皇の乳母子とされ、東寺長者や東大寺別当を務めた。
本書は真言密教における要書であるが、かかる時代の古写本は少ない。
価格：2,200,000円（税込）
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