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唐紙古今和歌集切 伝源俊頼筆
平安時代末期 古今和歌集巻第十七断簡
雲母刷亀・松葉・唐草文模様入料紙
本紙22、6×13、7糎
軸装 箱入
大柄の亀二図や唐草・松葉文様を白雲母で刷り出した唐紙に古今和歌集を書写した断簡。
伝俊頼筆のものは他に「東大寺切」・「唐紙法華経切」などの唐紙に書写された遺墨が知られるが、
古筆見のあいだでこうした唐紙の断簡を俊頼に充てることが一般的であったことがわかる。
【読み】
橘長盛
主なくてさらせる布をたなばたに
わが心とや今日はかさまし
比叡の山なる音羽の瀧を見てよめる
忠岑
落ちたぎつ瀧の水上年つもり
老いにけらしな黒き筋なし
《大意》
持ち主がなくてさらしてある布を、織女に、
私の心を込めたものとしてお供えいたしましょうか。
激しく落ちて流れる瀧の上流は、年をとって老いた
ようだ、黒い筋がまったくない。
価格:2,800,000円(税込)
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