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伝後京極良経筆 内侍切 和漢朗詠集断簡「花」
伝後京極良経筆
内侍切
「花」
和漢朗詠集断簡
青雲紙金銀箔散料紙
軸装
二重箱入
伝称筆者の後京極良経は鎌倉時代初期の代表的歌人の一人で、書道・後京極流の祖
青雲紙に金銀の切箔を散らした優美な料紙に力強い書風を示す
鎌倉初期の古筆の特徴をよく表した作品です
【読み】
花
花明上苑 軽軒馳九陌之塵
猿叫空山 斜月瑩千巌之路
池色溶々藍染水 花光焔々火焼春
花上苑に明らかなり 軽軒九陌の塵に馳す
猿空山に叫ぶ 斜月千巌の路を瑩く
池色溶々として藍水を染む 花光焔々として火春を焼く
花が上林苑に目も鮮やかに咲き始め、高官たちを乗せた軽やかな車が都大路を塵を巻き上げて疾走していく。
猿がものさびしい深山に泣き叫び、西に傾いた月の光が断崖を縫って走る路を照らし出す。
池の様は豊かに漲り藍がその水を染めたようだ。花の鮮やかさは炎が燃えるようで、火が春を焼く尽くそうとしているかのようだ。
価格:680,000円(税込)
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