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賀茂真淵歌幅 田安君五十賀歌（田安宗武） 御賀に御杖奉る歌
紙本墨書
総丈１３１，５×７１，５糎
本紙３９，５×５５，８糎
軸装 二重箱入 古筆了信箱書
本紙浸み有
この歌は田安宗武50歳の祝いに真淵から杖を贈った際に添えたもの。「御賀に御杖奉る歌」「葛城や一言主の神の坐す森の栄樹を鵜じ物頸根突ぬき倭文機の幣取向て吾君の御杖に採き今日の日のみほぎの庭の庭雀うずすまり居て百千の言も何せむ万代にいませ吾君と一言申さも 一言申さも」「吉言を一言主の大神のさちはひましなむ杖奉る」と記す。
【賀茂真淵】1697－1769 江戸時代中期の国学者,歌人。
元禄10年3月4日生まれ。荷田春満にまなぶ。春満の死後江戸にでて,延享3年田安宗武に国学をもってつかえる。「万葉集」を中心に古典を研究,日本の古代精神(古意・古道)の意義を強調した。また万葉風の歌をよみ,歌壇に影響をあたえた。門人に本居宣長らがいる。明和6年10月30日死去。73歳。遠江 (静岡県)出身。本姓は岡部。名は春栖,政躬,政藤。通称は参四など。別号に県居。著作に「国意考」「万葉考」など。
価格：450,000円（税込）
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