画像をクリックすると、拡大画像をご覧いただけます
長尾為景 感状
中条新七郎宛 九月十八日付
朱印押捺 本紙１５×２２、８糎
台貼軸装 箱入 本紙浸有
越後の戦国大名・長尾為景の感状。為景が「（絞竹庵）張恕」の号を称したのは天文五年九月頃〜同十年十二月頃までとされているので、本状はその期間に発給されたものであろう。宛名の中条新七郎については不詳だが、後に為景の子である長尾景虎（謙信）の家臣筆頭として活躍する中条藤資と同族の者と考えられる。
長尾為景の書状が出ることは少なく珍しい。
【長尾為景】 戦国時代の武将。弾正左衛門尉，のち信濃守，入道して宗弘，張恕。法名道七。越後守護代長尾能景の子。父の死後，1507年（永正4）守護代となる。国内諸将を糾合して守護上杉房能を追放して定実を守護に擁立し，房能の兄の関東管領上杉顕定との抗争にも勝って越後の事実上の国主となる。国内守護派との抗争，畠山氏と結んで越中一向一揆と戦うなど戦陣に明け暮れる一生を送り，幕府からは守護大名と同等の格式を与えられた。しかし，為景一代では戦国大名化は成功せず，為景の強大化をきらう国内の有力国人衆との抗争が繰り返された（享禄・天文の乱）。晩年，嫡子晴景に家督を譲って後見に当たったが，ついに越後一国を掌握できないまま没した。
価格：2,800,000円（税込）
こちらからお問い合わせいただくと、
作品名がフォームの件名に自動入力されます
ご購入に際して
お電話、または商品ページのお問い合わせボタンをクリックいただき、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
セキュリティの観点から、自動返信メールは送信しておりません。 １〜２営業日にて、お電話、もしくはメールにて当店よりご連絡差し上げます。 ご来店いただき、ご覧いただくことも可能です。 代金は、お振り込み、またはクレジットカード支払いをお選びいただけます。 ご入金を確認致しましたら、お品物を発送させていただきます。
