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外記政 一巻 伝藤原定家筆
墨界線 14、1×365糎
巻子装 時代二重箱入 首尾完存
宝永五年古筆了仲折紙付 古筆了珉極札付 荻野由之・小杉榲邨書付
『外記政』は宮中政務の一種で、外記の庁(代理の建春門外)に大臣以下の公卿が参集し、諸司の申文をみる儀式。その次第は『西宮記』『江家次第』などに詳しい。
平安初期には主要な政務であったが、徐々に衰退し正月の年首の政治として年中行事のなかに存続し、それも室町時代には廃絶したとされる。
定家自筆あるいはその写しとして複数知られており、上卿用のもの(天理図書館・早稲田大学図書館所蔵)と小納言のもの(東山御文庫)とで内容が異なっている。本巻には「建保二四廿一」など建保期に関する割注がなされており、建保期(1213〜1219)の事例を参照した痕跡がある。定家の次第書受容の様相が窺える史料であろう。
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